色彩メンタルサポート

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  悩み事例集

色彩メンタルサポートで実際に相談に来られた方の事例集です。

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 仕事の悩み
●N子さん 20代後半 女性 独身 事務員

今の仕事にやりがいを感じていないのですが、私にはどのような仕事が向いていますか?

(現在の勤務先の雇用条件が、来春から事務は派遣会社登録になることになり
将来の不安を感じ転職した方が良いか悩んでいる)
N子さんは、現在の事務員という仕事に物足りなさを感じ、また、仕事にも慣れきった現在では、
何のために働いているのかということも見失っている状態でした。

彼女は行動力があり、明るく、何でも器用にこなす方で、直接お客様に優しさや楽しさを提供し
喜ばせることが出来る仕事がピッタリです。

もちろん事務員としても立派に勤め上げていましたが、現在の職務内容では彼女の性格が充分に
活かし切れずにいたのです。

そして、それ以前に「働く動機付け」がされていなかったことにも大きな問題がありました。

カウンセリングの結果、「何のために働くのか?」ということを見直したN子さんは自分の性格も
再認識した上で、持ち前の感性の高さを活かした職業に就いてこれからの人生をより楽しく、
より輝いたものにしていくことを明確な目標にしました。

そして、「こうなっていたら幸せだ」と思う自分を自覚することが出来たのです。

現在、N子さんは、元気を取り戻し、現在の会社に在籍しながら、花屋さんとして
独立することを目指し、技術の習得に励んでいます。

そして、引き続き経営者として必要なパーソナリティを育成するために相談にいらしています。

●O子さん 35歳 女性 独身 衣類販売店長

最近、職場の女の子たちがきちんと働いてくれないため、イライラしています。

仕事もハードなので辞めようかと悩んでいます。
O子さんは大変に真面目な性格で、本来は、面倒見もよい姉御肌な女性です。

しかし、最近、お店のスタッフの女の子(全員年下の販売スタッフ)のミスや軽い言動に
寛大な心で対応できず、イライラしていました。

店長でもある彼女は、顔に表さないようにしてきましたが、最近になると、感情が抑えきれずに
とっさに言葉がきつくなることもあり、スタッフの女の子たちの面倒を見るのもうっとうしいと
思っている自分がいました。

しかし、診断の結果、心の奥底の声は、仕事とは全く違うことを訴えていました。
それは、病気で入院している彼女の父親のことでした。

O子さんは、大好きな父親のことが心配で、毎日でも側にいたい程だったのですが
実家が遠く、会いに行くには休みを取らなくてはいけません。

責任感の強いO子さんは、スタッフに仕事を任せて実家に帰郷することも出来なかったために
心に蓋をして父の病気を案じる不安感を抑えていたのです。

しかし、その不安感は抑えきれずに、突如、理由のない不安感が襲ってくるような 不安定な状態と
なっていて、本来なら気にも留めないような小さなことにもイライラしていたのでした。

このように、心の奥底の大きな不安を、目の前の小さな問題に摩り替えるということはよくあることです。

カウンセリング後、O子さんは母親に頼んで、父親の様子を毎日電話で知らせてもらうことにしました。

そして、早急に休みをとって、父親に会いに行きました。

すると、イライラも1週間ほどで自然に静まり、気になっていたスタッフの女の子たちとも以前と
変わらなく上手く対応できるようになりました。

そして現在も同じ職場で頼れる店長として活躍されています。

●Rさん 38歳 男性 広告関係営業

売れる営業マンになりたい。

今まで自分は頑張ってきたが、どうして上手くいかないのか解らない。
Rさんは真面目な性格で、上司に指示されたことはきちんとやってきましたが
同僚のS君には成績で勝ったことがありませんでした。

S君は上司からの指示にはいい加減。手抜きも上手く、Rさんに面倒な仕事を振ることもあります。

Rさんは、こんなに真面目にやっている自分よりも要領が良く、評価も高いS君に憤りを感じ
一度S君よりも良い成績を出して上司を見返したいという気持ちで相談に来られました。

Rさんの性格の一番の特徴は「良い子を演じる心」でした。

Rさんは、第一に人から嫌われないよう、敵を作らないようにしているため売り込みもついつい
弱気になっており、そのため、お客様のペースで話は展開し反論されると意見を引っ込めて
しまって、真面目で良い人という印象はあるものの成績になかなか結びつかずにいたのです。

更に、頼まれたことは断れないという性格が、仕事の効率の悪さを生み出していました。

診断の結果、Rさんの心の奥底には「劣等感」が強く根付いており「周囲へのジェラシー」
という形となって彼の心に影響を及ぼしていました。

更に、未来に向けて「希望が持てない」ことで積極的に頑張れずにいたのです。

まず、性格の長所と短所を分析した中で、自分のどこを変えたいのかを一緒に考え、心の奥底に
希望を作り出す誘導・サポートをしました。

そして、今後の生活の中でどのようなチャレンジを取り入れたら良いのかをアドバイスしました。

Rさんは約半年間、月1回カウンセリングに通った結果自分の意見を人並みに語れるようになりました。

頼まれごとも無理であれば、相手が納得する理由を付けて断ることが出来るようになり成績も順調に
伸び、今ではS君とも肩を並べる程になってきたそうです。

そして何より「仕事が楽しくなってきた」ということが、彼の最大の成長だと思います。

●Uさん 55歳 女性 化粧品販売

現在、化粧品販売業をしていますが、会社から独立し、知り合いのエステティシャン(Bさん)と
サロンを開業しようと思っています。

何かアドバイスをお願いします。
Uさんは長年勤務した化粧品会社で、素晴らしい営業実績を積み重ねてきた方でした。

周囲からの勧めもあり独立を決心した頃に、占い感覚でカウンセリングに訪れました。

Uさんの心の奥底では、共同経営をする予定のBさんと、どのように接していいのか困惑しており、
未来、二人は離別し、仕事も上手くいかないと想定していました。

現在のUさんの性格は、優しさと楽しさを兼ね備え、やや妥協ぎみですが、自分を殺しても相手の
ペースを乱さないようにするという特徴があり、化粧品販売のお仕事では、そこそこに成功出来る
タイプでした。

しかし、一人で事業を起こし営んでいくとなると、決断力や遂行意欲なども求められてきます。

それは、現在のUさんにとっては大変な負担です。

Uさん自身も一人でやっていくことに不安があり、 誰か頼れるパートナーを探していたわけですが、
実はBさんとUさんの性格は似た者同士だったのです(ですから波長も合ったのでしょう)。

どちらも主導権を握るタイプではなく、仲良くスタートは出来ても、結局はお互いに頼り切れずに
不安が更に大きくなり、不満感を溜めていくことになったでしょう。

Uさんは、カウンセリングを通し、自分の心の奥底の不安感や計画・実行力などをBさんに頼ろうと
していたことを納得されました。

そこで、Uさんは、サロン開設の時期を先送りにし、もう少し経営者として必要なパーソナリティに
成長しようと思ったのです。

また、Bさんとの関わりも共同経営から、独立経営という形を取りながらひとつの店舗の経費を分け合い、
お互いに事業をサポートし合うことにしました。

そして、地元の経営者の会合や交流会に積極的に参加し、自分のブレーンとなる人との出会いを求め、
豊かな人脈を創る努力もすることにしました。

このように、カウンセリングで「未来が解る」というと、例えば「この仕事はやめた方がいいのか?」
というような短絡的な解釈になってしまいますが、自分が望む未来を創造するために現在からの思いや
行動を変えていけば、未来が変わります。未来は自分で創るものです。

今、何をするのか?

そして、その選択が未来の自分の描く幸せに向かっていることなのかが大切なのです。

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