色彩メンタルサポート

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  悩み事例集

色彩メンタルサポートで実際に相談に来られた方の事例集です。

恋愛の悩み仕事の悩み家庭の悩み身体の悩み

 身体の悩み
●12歳 中学生 起立性失調症

朝から頭が痛くなったり、吐きそうになるし、集会では、長く立っていられずフラフラして倒れて
しまうの。

具合が悪い時はお休みすることが多いです。

学校へも行きたいし、勉強もしたいし、友達と楽しみたいのにが、これから一人でやっていくには
不安があります。

どうしたらいいでしょうか。
彼女は学校も休みがちなのもあって、仲の良いお友達ができずにいました。

家にいても小さい妹に母親の愛情を占領され、どこにいても独りぼっちのようで寂しさで一杯と
心の声は訴えていました。

でも問題は、プライドが高く自分からお友達に歩み寄れないこと褒められたくて良いお姉ちゃんを
演じて、優しい母親であるのに甘えられずにいたことが原因でした。


彼女は小さい頃からちやほやされて育ったために、自分から愛情を求めるということ知らずに育ち
勉強もスポーツも出来る子でしたので、なお皆から自分に寄って来るものだと思っていたのです。

当然褒められるはず、先生やお友達が注目してくれるはずと思っていたのに思うようにいかなくて
不満を溜めて、その寂しさを周りの人たちのせいにしていました。

カウンセリングによって、彼女はこのままでは誰も自分の気持ちをわかってはくれないこと。
妹がいても母親に甘えてもいいんだということがわかりました。

また、母親にも協力してもらい、彼女に何でも指示するのではなく、もう中学生ですから少しずつ
自分の意志で決めさせて上げる事を指導し、加えて、体調回復を促す色やお友達と仲良く出来る
服装の色、勉強に頑張れるように机の周りや文房具の色のアドバイスをさせて頂きました。

今では、元気に学校に行けるようになり、新しいお友達も出来て楽しい毎日を送っているそうです。

●28歳 M雄さん 独身 うつ病と診断

忙しくて疲れが溜まっています。最近は、疲れて早く寝付いても、途中何度も目が覚め朝まで
うとうとした状態でいつも寝不足です。

朝起きると不安になり、会社へ行くと息苦しく手の震えもあって職場の人たちと対応するのも
やっとの毎日です。

疲れは溜まるばかりでこの先どうしたらいいのだろう、このまま勤められるのだろうかと益々
不安になっています。
彼はうつ病との診断を受け、主治医からは無理をせずに出来れば休職した方がいいと言われ
悩んでいました。

病気を治したいと思うが、本当に休んでいいのだろうか、その後も勤められるのだろうかと将来に
不安を抱えて来室されました。

診断の結果、彼の不安感やうつ症状の原因となっていたのは、長年付き合っていた彼女への
気持ちの変化にあることがわかりました。


真面目な性格の彼は、彼女との結婚を考えていましたが、ちょうど仕事でも責任ある立場を任され
忙しい毎日が続く中で、このまま仕事も頑張りながら彼女と付き合っていけるのだろうかという
不安を抱いていました。

このことは彼も自覚していましたが、彼の心の奥底の一番の悩みは、彼女への気持ちが冷めて
しまったことにあったのです。

彼は、彼女がいなければと思う反面、すでに気持ちが冷めている自分からは彼女は去ってしまう
のではないかという不安を抱いていました。

そのせいで彼女といても楽しめず、将来に自信が持てなくなり、彼の心に劣等感意識を生み
出したために、仕事も手につかない状態となって、何をやっても駄目な自分だと虚しさで一杯に
なっていたのです。


過去の劣等感意識も現在の思いの持ち方で解消できることをカウンセリングした結果、未来への
思いをマイナス思考からプラス思考へ回復し、彼女とのお付き合いにも希望が持てるように
なりました。


また、うつ症状や疲労改善のため、生活面での色のアドバイスをさせて頂きました。

普段、身に着けない方が良い色や、仕事中に動揺しないように持ち歩くハンカチの色、また
就寝時に疲労回復と安眠を促すために、寝具や寝室の色のアドバイスなどをさせて頂きました。


その後も多忙な彼でしたが、早速、色のアドバイスも取り入れたようで寝不足や慢性的な疲労も
徐々に改善され、うつ症状も現れなくなりますます仕事や彼女との関係において希望が持てる
ようになりました。

数ヵ月後、彼女とは婚約し、仕事も順調で公私共に活躍されていると、嬉しい報告を受けています。


このように、カウンセリングだけではなく、日常生活に活用できる色のアドバイスも取り入れる
ことによって、心も身体も相互に健康を促し合って更に体調の回復は早まるのです。

●39歳 S太郎さん 対人恐怖症

人前に出ることが怖くなり、周囲の視線や話し声が気になって外出もままなりません。

仕事も退職してしまい、母に身の回りの世話をしてもらって、自分はほとんど家にこもっています。
この方は優秀なサラリーマンでしたが、数年前から誰も自分の気持ちはわかってくれないと心を
閉ざすようになりました。

特に会社の上司や男性社員に対しての恐怖心が強くなり、ついには退職し当時付き合っていた
女性とも別れてしまいました。


カウンセリングによって、対人恐怖症を生んだきっかけは彼の父親の死にあったことがわかり
ました。

父親の死を頭では理解していても、心では受け止めきれず、父親の愛情をもう受けられないという
喪失感から、特に男性との対人関係において希望が持てなくなっていたのです。

特に父親的な存在である上司に対しては、亡くなった父親の代わりとして愛情を求めたいと
思いながらも、また父親のように失ってしまうのではという恐怖心からどう対応したら良いのか
わからなくなり、自分の殻に閉じこもってしまったのです。


彼は子供の頃から成績も優秀で、両親の言うことをよく聞く良い子でしたがその分好きなことは
出来ず、言いたいことも言えないままの諦めの人生でした。

そのような彼が心の拠り所としてきた希望が父親にもっと愛されることだったのです。

子供の頃と同じように、もっと良い子にして父親に褒められたい、男として認められたいという
思いを持ち続けていた彼にとって、父親の存在が生きる希望となっていたのでしょう。

外出することが困難な彼には、初回から訪問カウンセリングをさせて頂きました。

父親の死を現実として受け止め直すカウンセリングを続けることによって彼の男性への恐怖心は
徐々に改善されていきました。

また、外出時の不安感や動揺を落ち着かせることが出来るようにする色のアドバイスもさせて
頂きました。

最近は、カウンセリングもご自宅ではなく、当カウンセリングルームへ来て頂けるようになり
ましたし、一人でもコンビニくらいには行けるようになり、また、時々古い友人とドライブに行く
こともあるそうです。

心の健康の回復と共に、徐々に外出することや人と対応する自信もついてきていますし元々
頑張り屋の彼ですから、社会復帰されるのも時間の問題でしょう。

●S子さん・34歳・独身 体調不良

失恋してから何をしても楽しくないし、仕事もやる気が出ません。

疲れているのに寝つきも悪くお酒を飲んで寝るのですがあまり熟睡できずにいます。

病院に行ったらうつ病と診断を受けお薬をもらって飲んでいますが、相変わらず
眠りは浅いし、めまいや耳鳴りもします。

色々と病名をつけられても不安になるばかりです。もっと重い病気なのでしょうか。
この方はやる気の無さ、不眠、今まで楽しかったことが楽しめないなどのうつ症状はありますが
うつ病ではありませんでした。

病院でうつ病との診断を受けたことによって、余計に不安が増し家族や友人など親しい人たちにも
閉鎖的になり、社会生活にも支障をきたしていました。

カウンセリングの結果、彼女の体調不良の原因は母親の愛情をまだ受けたいという依存心にある
ことがわかりました。

確かに失恋の傷が癒されないまま、その後新たに好きな人が出来ても臆病になってしまって恋を
することに諦め気分になったことも彼女の人生に暗雲をもたらした原因のひとつでしたが年齢的
にも恋愛→結婚ということが想定される中で、結婚し母親から離れることへの不安が彼女にとって
一番の不安材料だったのです。

彼女は一人っ子で両親の愛情を沢山受け育ちましたが、大人になっても優しい母親からなかなか
自立することが出来ず、30代になった今でも母親の指示なしでは自分の人生何一つ決められない
女性でした。

しかしこの年になって、さすがに彼女の母親も彼女の恋愛や結婚にまで口出しをしなくなり、その
ことで彼女は母親の愛情を失うのを恐れるようになって、恋愛はしたいが母と離れられない不安感
を抱えていたのです。

心の悩みを自覚することで、彼女は無理に結婚に焦ることはやめまずは最近会話も少なくなって
いた母親との関係性を回復していきました。

また、心のケアと共に普段身に付ける色や寝具の色のアドバイスもさせて頂きました。

その後、めまいや耳鳴り、睡眠障害も改善され、現在はもちろん通院はしていません。

まだ母親への依存心はありますが、結婚したからといって母親の愛情が得られなくなるわけでは
ないと言うことも十分に理解され、失恋のショックからも徐々に立ち直り最近は好きな人も出来た
そうです。

きっと以前のような諦めの恋から希望の持てる恋に変わっていることでしょう。

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